平昌はどこにあるの?
平昌は日本のお隣、韓国の首都ソウルから西に向かって高速鉄道KTXで約1時間30分ほどにある自然豊かな地域です。バスで行く場合は2時間30分〜3時間ほどかかります。
660万坪と大規模な土地を生かした2つの牧場の大関嶺羊牧場(テグァルリョンヤンテモッチャン)、大関嶺三養牧場(テグァルリョンサミャンモッチャン)や、韓国の文化財として選ばれている月精寺(ウォルチョンサ)など、自然を満喫するのはもちろん、歴史的文化財に触れることができる観光地です。
日本から行くには
日本から平昌に行くには、平昌近辺に空港がないため、ソウル(仁川国際空港もしくは金浦国際空港)経由で平昌に行くことになりそうです。
各交通機関の所要時間は下記の通りです。
平昌オリンピックの会場は平昌だけじゃない
実は平昌オリンピックの会場は平昌だけではありません。
厳密には平昌、旌善(チョンソン)、江陵(カンヌン)の3都市で開催され、開会式・閉会式やスキースノーボードなどの屋外種目の競技会場は平昌にあります。
それぞれの都市は近くにありますが、車やバス、電車での移動になりそうです。
平昌には主要会場のアルペシアリゾートや、1975年にオープンした韓国初のスキー場の龍平(ヨンピョン)スキーリゾートがあります。特に、龍平スキーリゾートは通称「ドラゴンバレーリゾート」と呼ばれ、日本でも大人気となった韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地にもなった有名な場所です。
ソウルからも比較的近い場所にあるスキー場ということもあり、各種国際大会や多くの観光客が訪れています。
平昌と平壌、間違って平壌行ってしまうと…
北朝鮮の平壌と発音がとても似ており、間違ってしまう人もいるそうです。
平昌( 韓国 ) | (ピョンチャン、PyeongChang) |
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平壌( 北朝鮮 ) | (ピョンヤン、Pyongyang) |
こっちが平昌(韓国)
こっちが平壌(北朝鮮)
韓国の平昌(PyeongChang)は混同されることを避けるために「チ」の音にあたる部分のアルファベット表記を、大文字で強調することにしたようです。
過去には実際に間違えて平昌(韓国)に行くところ平壌(北朝鮮)に行ってしまい、5時間も尋問された上に罰金を支払わされた・・・なんて事例もあるそうですので、平昌オリンピック現地参戦の方は気をつけてくださいね!
平昌はとても寒い?
基本的に韓国は日本よりも気温が低く、平昌近辺では真冬の平均最低気温が−12.5℃と厳しい寒さです。過去には韓国でもっとも降雪量が多い地域として188.8cmの最深積雪を記録しています。
真夏は平均最高気温が約23℃のため、涼しく過ごせる地域です。
そのため夏は避暑地として、冬はスキーリゾート地として選ばれているのです!
あとがき
平昌オリンピックのメイン会場「平昌」にスポットを当てて今回はご紹介させていただきました。
冬のソナタ以外にも豊かな自然を残す平昌は、数多くのドラマや映画の撮影地になっているそうです。
雪山が大好きなスノボーダー、スキーヤーの方はもちろん、韓流ドラマが好きな方も一度は訪れてみてはいかがでしょうか。