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あなたはに知ってる?真っ白に広がる銀世界、スキー場ができるまで

冬を代表するスポーツといえばあなたは何を思い浮かべますか?
幼少の頃は、雪が降れば雪合戦、かまくら作りをしていませんでしたか?
年齢を重ねるごとにもっとアクティブで楽しいスポーツがしたい!と、スキーやスノーボードを楽しむ人も多いのではないでしょうか?
そんなウインタースポーツと切っても切れないのはスキー場ですよね。
今回はそんなスキー場の作り方を見ていきましょう。

1.専用の機械で雪を降らす

近年は地球温暖化が進むこともあって暖かい地域と寒い地域で気温差がさらに広がっていますよね。
日本全国各地にスキー場はありますが、暖かい地域でもウインタースポーツが楽しめるよう、
降雪機というものを使って雪を降らせます。
かつて千葉県船橋市にはザウスという室内スキー場があり、小学校の時に父親に連れられて滑りに行きました。


出典 : 200 SNOW REPORTS

室内温度はもちろん低く設定しています。
当時小学低学年だった自分には過酷な環境で、
(確か)目の前にあったマック(?)の暖かいところで時間を潰していました。

また、さらに調べてみると
なんとアフリカにもスキー場があるようです。
なんと自然雪!

Afri-Ski

さて、本題に戻ります。
どうやって雪を作っているかというと、私が小さい頃に想像していたやり方より、もっとずっと便利でした!
トラックで溶けないように慎重に運んでいる……なんて考えていた幼少期です。
(もちろん小学生よりずっと幼い頃!)
大人になってから知る、専用の機械(降雪機)で氷を削って人工雪を降らせるやり方なのだそう。

2.コブの作り方

スキー場でかかせないものといえばコースのコブ。
滑らかにすべることができたら、気持ちがいいし、カッコ良く達成感がありますよね。

そんなコブにも雪と同じく、自然コブと人工コブがあります。
自然コブは、沢山の人が滑ることにより自然に成長していくコブです。
モーグルのワールドカップでもこの自然コブのコースがあります。

人工コブは、1つ1つに互い違いの切り込みを入れていきます。
切り込んだところが、選手が滑り降りるフォールラインになる。
あとは、たくさんの人が滑って整える方法。

自然コブは、少しへこんだ場所がきっかけとなってコブに成長するのですが、その少しへこんだ場所にポールを立てて強制的にコブを成形する。
コブの間隔の基準はないそうなのですが、3.5〜4.0mくらいを目安に作るようです。

3.溶けないスキー場の雪

圧雪車という雪をギュウギュウに押しつぶして溶けにくくする車のことなのだそうです。
圧雪車の運転テクニックはあまりいらないそうなのですが、ベテランになってくると、圧雪車が上るための1本分を空けて下り、その間を上ることで段差を少なくする高度なテクニックを使うこともあるのだとか。

あまりなじみのないスキー場の作り方いかがでしたか?
ぜひ今後スキーを楽しむ際は、初めていく人にも、ベテランさんにも、スキー場を作る大変さを知ったうえで、滑ってみると新しい視点で楽しむことができるかもしれませんね!