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日本最大のスキー場【HAKUBA VALLEY】

スキー・スノーボード好きの人はすでにご存知かもしれません。
2016-2017年シーズンに日本国内で最大のスキー場が誕生していたことを。

新しくスキー場が建設されたということではなく、すでに存在する複数のスキー場を1つのスキー場として定義することで最大のスキー場ということではありますが、その大きさ(面積)は今まで国内で最大の大きさを誇っていた志賀高原に2倍以上の差をつけるほど。

そんな日本国内最大のスキー場【HAKUBA VALLEY】を紹介したいと思います。

HAKUBA VALLEYとは

HAKUBA VALLEY(白馬バレー)は、長野県大町市、白馬村、小谷村の中にある10個のスキー場をエリア内共通のICリフト券を利用することで1つのスキー場とし、近年増加している訪日外国人観光客によるインバウンド需要に合わせた日本最大のスキーリゾートを作りましょうという取り組みから生まれました。

つまりHAKUBA VALLEYとは10個のスキー場の総称ということになります。

それって、1つのスキー場じゃないじゃん!という声が聞こえて来ますが、実は今まで日本国内で最大級であった志賀高原スキー場、ニセコスキー場も複数のスキー場の総称で、海外を見てみても世界最大のフランスのスキー場トロワ・ヴァレー(メリベル)、続くスイスの
ポルト・デュ・ソレイユも複数のスキー場を1つのスキー場として世界最大と呼んでいます。

参照記事
世界で一番大きなスキー場はどこだ!?世界ランキング!【滑走可能距離編】

つまり、複数のスキー場を1つのスキー場として見ることは世界的には常識のようです。

Riley
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もちろん、何をもって1つのスキー場と定義するかは異なると思いますが、HAKUBA VALLEYでは
【同一エリア内にあって単一のチケットを利用して滑走できるゲレンデ群をもって「一つのスキー場」】と定義されています。

HAKUBA VALLEYになったことで、どんなメリットがあるの?

さて、では実際にHAKUBA VALLEYが生まれたことによって、利用者にどのようなメリットがあるのでしょうか。重要な役割をしているのが、HAKUBA VALLEY共通の自動改札システムを導入したことです。

とはいえ、ただリフト券をエリア内共通に使えるようにしただけではなく、そのリフト券に今までなかった2つの機能を付与したことが大きいとされています。

① Web上から利用前にチャージが可能。

一度購入したリフト券は「MY HAKUBA PASS」として自分のものとなり、次回HAKUBA VALLEYに行く前に、事前にリフト券をWeb上からチャージすることで、チケットセンターでリフト券を買うために並ぶ必要がなくなります。

イメージとしては電車で使うsuicapasmoのようなものとなります。意外とチケットセンターでチケットを購入する時に使われる時間というものは大きいものです。しかし、これによって、その時間が丸々カットされるため、その分を滑る時間に当てることが可能になりました。

② 無料シャトルバスが乗り放題

Paul
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各スキー場は離れているため、無料シャトルバスか自前の車での移動が必須となります。(HAKUBA47と五竜は板での移動が可能)

しかし、共通ICリフト券を持っているだけで、HAKUBA VALLEYの10のスキー場間を無料シャトルバスで自由に行き来することができます。もちろん、これはリフト券を持っていない、または有効期限内のものでなければ利用することはできないので、購入者にとっての大きなメリットになります。

万人にメリットがあるのは上記2つでしょう。

もともとHAKUBA VALLEYの一番のターゲットは長期滞在の訪日外国人観光客であるため、外国人観光客にとってはもう少し大きなメリットがありますが、国内でも有数の良質なスキー場をその時の気分で自由に選択、行き来できるのはこれ以上ない環境だと思います。

HAKUBA VALLEYを構成する10のスキー場

HAKUBA VALLEYを構成する10のスキー場は下記の通りです。

  • 爺ガ岳(じいがたけ)スキー場
  • 鹿島槍(かしまやり)スキー場
  • 白馬さのさかスキー場
  • 白馬五竜スキー場
  • HAKUBA47ウインタースポーツパーク
  • 白馬八方尾根スキー場
  • 白馬岩岳スノーフィールド
  • 栂池高原スキー場
  • 白馬乗鞍温泉スキー場
  • 白馬コルチナスキー場

白馬をメインエリアとして、すでに世界的に有名なスキー場が揃っています。

1日で全てのスキー場を滑ることは体力的にも時間的にも恐らく無謀かと思われますが、もし1日で全てのスキー場をコンプリートした方はご連絡ください。紹介させていただきます!

温泉、飲み屋、旅館

新宿から白馬まで約5時間ほどで直行のバスで行くことができます。
多少長距離移動にはなりますが、停車地の1つ【白馬八方】を降りると、そこは旅館が密集する旅館街になります。その地域の夜はまるで外国のような雰囲気で、きっと思い出に残るはずです。(実際外国人が本当に多いです。)

Tidus
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近くには徒歩で行ける距離に居酒屋や温泉、無料で解放している足湯やコンビニなどスキー場以外でも楽しむことのできる場所があります。

ちなみに、【白馬八方】停留所の最寄りのスキー場はHAKUBA VALLEYの中で最大のスキー場【白馬八方尾根スキー場】ですが、八方尾根スキー場の方に向かって歩いて行くと、1998年長野オリンピックで日本が団体ジャンプ競技で金メダルを取り、一躍有名になったジャンプ台が見えて来ます。

1つの箇所でこれだけ十分楽しむことができますが、初めて行く方は恐らく外国人観光客の多さに驚かれると思います。

そして、思わずこう心の声が出るはず。

「ここ、どこの国やねん、、。」

Lizzie
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YASUAKI
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本気でスキー・スノーボードを楽しむ人の為の楽園

今後、国内でこれ以上のスキー場が生まれることはほぼないでしょう。
板を履くのも初めてという初心者から、ワールドクラスの超上級者まで、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーを楽園HAKUBA VALLEYは受け入れてくれます。

本気でスキー・スノーボードを楽しみたい、没頭したいという方は、ぜひHAKUBA VALLEYに行きましょう!